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ここは本当は、 ビザンティン帝国時代から続く地下貯水池なのですが、石の列柱が立ち並び、ライトアップされたその姿が、どこか荘厳な雰囲気を感じさせるため、地下宮殿と呼ばれるようになりました。

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地上のチケット売り場はこんな感じ。あっさりした建物です。

ミュージアムパスは使えません。チケット代は20TRY

地下宮殿1007

ここでチケットを買って、長い階段を下りていくと神秘的な世界が広がっていてちょっと興奮します。

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暗闇の中、無数の柱がライトに照らされて、薄暗い水面に浮かび上がる光景は息を呑むほど神秘的。ただ、人が多すぎてその感動に長くは浸ってられませんでしたが。

この貯水池は、ユスティニアヌス1世によって建設されたのですが、いつしか忘れられ、オスマントルコ時代になって再発見され、トプカプ宮殿へも水を供給しました。それまでは、トプカプ宮殿には水カメで運んでいたのですって。

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静かに水を湛えた水面。透明で魚が泳いでいます。

水の宮殿魚

封印されたメドゥーサの首

この宮殿のクライマックスはメドゥーサの柱。一番奥の右手にあります。

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1つは横向きで、もう1つは上下逆さま。

メドーサ1

どうしてこんな風に置かれたのか、高さを調節するためとか、メドゥーサの魔力封じ込めとか、それは諸説あるのですが、

どう見てもメドゥーサの顔が柱でふんずけられてる風にしか見えないので、これはもう、見るものを石に変えるというメドゥーサの魔力を封じ込めるためって私は解釈しました。

古代ギリシャ文明のメドゥーサが、それを征服したローマ文明に踏み付けられるという、征服者のいやらしさも感じます。

でもそのローマもオスマントルコにやられちゃうし、最強を誇ったそのオスマン帝国もまた終焉を迎えるし、「祇園精舎の鐘の音」って感じですね。

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そんな事を思いながら、地下宮殿を後にしました。

出口は入り口と違うところに出てきてちょっと焦ります。出口は入口よりさらにシンプルでした。

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