マレーシアの首都クアラルンプールから北へ200km、マレー半島の北部にあるペラ州の州都イポー(Ipho)
イポーは、19世紀に錫産業で繁栄し、イギリス統治時代のなごりを残すマレーシア第3の都市です。
山に囲まれたこの街は、周囲のカルスト地形からもたらされるミネラルたっぷりの硬水に恵まれ、その水がイポーの料理を美味しくしていると言われています。
そしてもうひとつ、中国系の華人が人口の70%を占めていることも、美食の街と言われるゆえんです。中国人の食へのこだわりはさすがです。
クアラルンプールから日帰りでも十分楽しめる美食の街。
マレー鉄道(KTM)ETSのチケットの買い方や実際の乗り心地をお伝えします
イポーへの行き方
イポーまでのアクセス方法は2つ。
- マレー鉄道の高速鉄道(ETS)
- 長距離バス
バスは街外れのバス停に停まるため、街への移動が大変、鉄道をおすすめします。
マレー鉄道ETS(高速鉄道)でイポーに行く
マレー鉄道(KTM)が運営するETS(高速鉄道)は、KLセントラル駅からイポーの間を2時間30分で走ります。
電車は、ゴールド(EG)とシルバー(ES)の2種類、特急と急行みたいな感じで停まる駅の数が違います。
所要時間 | 運賃 | |
ゴールド(EG) | 2時間20分 | MYR35 |
シルバー(ES) | 2時間35分 | MYR25 |
ETS高速鉄道のチケットをネットで購入
駅の窓口でも購入できますが、ネットのほうが並ばず簡単で便利だと思います。
fa-external-linkKTM公式サイトにアクセス
1会員登録
【Sign-In】→【Register New User】
メールアドレス、パスポート番号、ユーザーネーム、パスワードを入力して【Register】
2日程や時間を指定して検索
- 片道or往復
- 出発地 sentral kuala lumpur
- 目的地 ipoh
- 出発日
- 希望の時刻
- 人数
3電車を決定
日程、時間のあう電車を選択→【Proceed】
4個人情報を入力
- 名前
- パスポート番号
- 生年月日
- 性別
5座席を指定する
6支払い
ビザとマスターカードが使えます
これでチケット購入は完了。サクサク進みます。
PDFのチケット画面になるので、印刷するか保存して下さい。
私は印刷して持っていきましたが、スマホの画面を見せてる人もいました。
それでは実際にマレー鉄道に乗ってイポーに行ってみましょう
プラットホームで電車を待つわけでなく、まずはKLセントラル駅2階の待合場所で集合です。
チケットには30分前に集合してくださいと書いてあったので、余裕を見て40分前に到着しました。
自分の乗る列車番号と時刻の表示された場所で待ちます。
列車はたいてい遅れます。この日も1時間近く遅れました。
マッサージ機に座ってのんびり待ちましょう。
時間になると係員に引率されてみんなでプラットフォームに向かいました。
一番前は、足元広い座席でいいなあ~と思ったのですが、後々大変なことになっていました。
みんながどんどんココに荷物を置いていきます。荷物置き場だったみたい。
車掌さんが押してくれた検印がすごく可愛い
車窓ものどかです。ヤシ畑や川を渡ります。
イポー駅に到着
美しいイポー駅
ムーア風とゴシック様式を取り入れたコロニアル建築の白亜の駅舎。マレー鉄道一美しい駅といわれています。地元の人からはイポーのタージマハールと呼ばれているとか。
鉄道駅の一部は以前はマジェスティック・ステーションホテルだったのですが、残念ながら2011年に営業を終了してしまいました。
2階や3階の様子も見てみたかったです。柱や手すりが優雅。
イポー駅からホテルまではタクシーで
イポーでも配車アプリの『Grab』が利用できるのですが、時間帯が悪かったのか「ドライバーが見つかりません」と表示されました。
仕方ないのでタクシーでホテルに向かいます。
タクシーはチケット制。駅構内にあるチケットカウンターで購入しました。
ホテルまでMYR15(≒400円)ちなみに帰りは(ホテルから駅まで)GrabでMYR4.2≒120円でした。
イポー駅には、チケットカウンターがありますが、その隣にはオンラインでチケット購入・印刷できるようPCとプリンターが置いてある一角がありました。なんか親切ですね。
美食の街イポーをチェック!