JALの新しいビジネスクラス「SKY SUITE787 」でパリから日本に戻ります。
JL416便は、21時55分パリ・シャルルドゴール空港発なのですが、余裕をみて18時に車のお迎えをお願いしました。
最近パリ⇔空港間は混んでいて、特に通勤ラッシュ時と重なるときは要注意です。2時間近くかかることもあります。
この日は、前日までのサッカー大会(UEFA EURO)の片付けや、次の革命記念日の準備のため、道路の規制やそれに伴う渋滞で、依頼していた車がアパートに到着したのは18時半でした。
パリ市内はひどい渋滞でしたが、高速に乗ってしまえばスムーズで1時間ぐらいで空港に到着。
パリ・シャルルドゴール空港
JALはターミナル2のEです。
ターミナル2Eの免税手続きは、そこそこ混んでいましたが、端末機械PABLOは空いていたので並ぶことなく済みました。
今回私は、ボン・マルシェのお買い物だけ免税手続きが必要だったので、PABLO端末機でOKでした。
JAL416便パリCDG~成田のチェックイン
JALのビジネスクラスとJGCのチェックインカウンターはターミナル2Eの隅っこのほうにありました。
なぜかエアーフランスの荷物ドロップオフカウンターと一緒になっています。ただ、列は分かれているのでここでも並ぶことなく手続きできました。
出国審査
大変だったのは出国審査でした。
チェックインが終わって誘導に従うと、「SKY PRIORITY」とか「AccessNo.1」の優先レーンにたどり着きます。この写真を撮るまでは余裕だったのですが、中に入ってビックリ。大混乱中でした。
優先レーンには窓口がひとつしかなく、空港職員や航空会社クルーと一緒で、彼らは私達を飛ばして窓口に行きます。その間、私達の列は止まってしまって動きません。
一般レーンのほうがマシかもと思ったのですが、そこはもっと大変そうでした。
誰かが抗議したのか、クルーの審査中は一般レーンの人と共有で隣の窓口を使うようになったみたいで、窓口1.5個に増えました。
そしてさらに、列に割り込んでくる人とそれにブーイングする人の怒鳴り声でカオス状態になっているのを是正するためか、隣の窓口が優先レーン専用になり、これで窓口2個になりました。
おまけに、ここにきてなぜか窓口職員のスタンプを押すスピードが恐ろしく速くなり、あれよあれよという間に私の番になりました。
1時間以上待つのを覚悟していたのですが、40分ぐらいで済みました。
職員はパスポートを受け取ると私の顔をちらっと見てスタンプをバンバンと押してパスポートを返してくれました。ホンの10秒ほどでした。
いままで1人2分以上かかっていたのはなんだったんでしょうか。最初からやる気出してがんばてほしかったです。
セキュリティーコントロールはガラガラ。出国審査でせき止められているからです。
魅惑的な免税店広場を通りぬけラウンジへ。(「Ladurée」のマカロンだけは買いました)
エールフランスのラウンジ詳細はコチラの記事で
JAL『SKY SUITE787 』ビジネスクラス
ラウンジから出発搭乗口のあるKコンコースは近いです。曲線を活かした木目調の壁や天井が落ち着き感を与えています。
JAL『SKY SUITE787 』ビジネスクラスの機内の様子
機内は往路のヘルシンキ往きとほぼ同じ感じ。
ただ、ヘルシンキ線では『エアウェーブ』のマットレスをCAさんが敷いてくれて片付けもしてくれるのですが、パリ線では各自でしなければなりません。
ウエルカムドリンク
ウエルカムシャンパンは、離陸後水平飛行に入ってからでした。
できれば離陸前に頂いたほうが気分が揚がって私は好きです。
機内食
洋食のお肉を予約していたのだけど、メニューの「炊きたてのご飯」という文字で猛烈に白いご飯が食べたくなって急きょ和食に変更しました。
「先付」 とうもろこしのクリーム、イカのグリルとブロッコリー
彩御膳 いろんなものが少しづつあってお酒が進みますね。シャンパン、白ワイン、日本酒とともに楽しみました。
「台の物」 銀鱈味噌柚庵焼き 和牛漬け焼き 鮭コロッケ 切り干し大根煮
「炊きたてのご飯」!久し振りの白いご飯、やっぱり美味しい!日本人だな~、そして歳とったな~ってしみじみ思いました。
デザートはジャン=ポール・エヴァン特製のマンゴ ガーデン
帰りはホント胃が疲れててあまり食べれなくて残念です。
着陸2時間前に頂いた「わかめうどん」
フランス丼も食べたかったし、朝食メニュみたいなセットものも食べたかったのだけど、ホント無理でした。残念。
ラウンジのお食事も機内食もバンバン食べられる、そしてお酒もドンドン飲める強固な胃が欲しい。次回は胃をもっと鍛えて飛行機に乗りたいと思います。
機内エンタメ
パリの余韻に浸りたくって「ミッドナイト・イン・パリ」を選んだんだけど途中で寝ちゃった。
次に観たのがは台湾映画の「我的少女時代」。久し振りに胸キュンキュンしました。
普段だったら選ばない青春モノ。涙まで流れてきてびっくりしましたが、これも歳取ったってことでしょうか。
甘酸っぱい気持ちで成田に降り立ちました。