広州旅行の帰路は香港から日本に戻ります。広州から香港国際空港へのアクセスはいくつかありますが、主なものは3つ。色々悩んだ末、我が家は中国高速鉄道に乗って深センを経由するルートにしました。
乗り換え多いしイミグレもあるしで、不安を抱えた出発なりました。
その1.広州・香港直通列車ルート
広州東駅から香港ホンハムまで広九直通列車で、ホンハムからバスで九龍駅、そこからエアポートエクスプレスで香港空港へというルートです
メリット&デメリット
- 【メリット】
- 香港まで乗換なしで行けるので簡単
- 【デメリット】
- ちょっと高い 片道250or210元
- 本数が少ない。1日13往復。休日などは満席で乗れない場合も
- ホンハムから香港空港まで1時間ほどかかる
乗り換え無しで香港まで行けるのは気分的に非常にラクです。空港に行くのではなく、香港の街中が目的地ならこのルートは一押しです。
その2.中国高速鉄道の乗って深セン経由で香港空港へ
行き方
- 高速鉄道CRHで「広州東駅→深セン」へ
- 徒歩で「羅湖口岸イミグレ」
- 香港の地下鉄MTRで「羅湖→上水」
- バスA43で「上水→香港国際空港」
- 【メリット】
- 本数が多い。10分おきぐらいに発車するのでその場でチケット買って乗れる
- 安い
- 【デメリット】
- 乗り換え3回あるので、初めてだとちょっと不安
実際に深センを経由して香港国際空港まで行ってきました
まずはホテルから「広州東駅」まで
ウエスティン広州からシャトルバスがありますが、タクシーでもしれてます。10元でした。
広州東駅
広州駅は広くて大きいですが、近代的でスムーズに移動出来るようになっていました。
チケット購入
たぶんゲート5か6から入って窓口で切符を買いました。パスポートが必要です。英語が通じないのでメモして渡しました。
パスポート読み取りができる自販機もあるようです。
料金は、1等:99.5元、2等:79.5元
20元の差なので1等にしました。2枚合計199元、200元渡したのですがおつりはもらえませんでした。1元のためわざわざ筆談するのもたいへんなのであきらめました。
改札
切符を購入できたら手荷物検査を通って改札へ。
自動改札ですが、パスポートが必要です。知らなかったのでパスポートはカバンの奥。もたもたしてたらチッチって後ろの人に舌打ちされました。
パスポートがみつからなくて焦っていたら、駅員さんがやってきてとても親切に手伝ってくれました。結構親切で愛想いい人多い街です。
列車に乗り込み深センへ
中国の列車は時間になるまでホームに入ることができないため、案内が始まるまで待合室で待機するのですが、なぜかみなさんゲート前で並んで待ってます。
時間がきてゲートオープン。全席指定席なのですが、一斉に勢い良くホームに向かいます。
ホームの片隅では駅弁を売ってました(?)下さいって言うと10個ぐらい入った袋を渡されたのですが、そんなにいらないのでお返ししました。2個は売ってくれないのでしょうか?言葉が通じないとホント不便です。
1等車。シートは少しくたびれていますが、フカフカで快適。おまけにみなさん結構静かです。
AC電源があります。ちゃんとしてますね
日本のコンセントがそのまま使えたかどうかは忘れてしまいました。次回は要確認です
音楽サービスもあるようです
ちなみに2等車はこんな感じ。2列3列の並びになります
「羅湖口岸イミグレ」国境超え
1時間20分ほどで深センに到着
「香港」と案内のある方に進みます
「香港」のあるほにドンドン歩いていきます
このビルの中がイミグレです
まずは中国側出国
外国人レーンへ。すいてて簡単に通過できました。
そのまま香港側入国へ
外国人レーンでもいいし、e道も使えます。
途中、両替所がたくさん出てたし、オクトパスカードも売っていました。駅は混雑してるのでここで買うのもありかも。お値段の確認はしていません。
イミグレが1番の懸案事項だったのですが、行列も混雑もなく、拍子抜けするほどスムーズに通れました。
羅湖駅
香港側のイミグレを抜けるとMRT羅湖駅です。ここからは香港の交通ICカード「オクトパス」が使えます
1駅先の「上水」駅に向かいます
上水駅からはバス
上水駅を出てバスのりばへ。香港国際空港へはA43番のバス です
道路状況にもよりますが、だいたい1時間ぐらいで空港に着きます
香港国際空港着。8時39分発の列車に乗ってキャセイ・パシフィックのカウンターに着いたのが11時40分。ホテルからだと約3時間半かかりました。