安平地区はのんびりとした台南にあって、さらにのんびり感を増した感じの街。
高いビルが少ないせいか、街が明るいのです。田舎のひなびた港町って感じでリゾート感もあります。
そして、この街は路地がすばらしく魅力的。
台南中心地よりなぜか日差しが強いので、昼間歩くときは帽子とサングラスは必需品だと思います。
熱中症対策に飲み物を。なんだか由緒あるお茶スタンドがあったので頂くことに。
義豊冬瓜茶
台南中心部、武廟前に「義豊阿川冬瓜茶」といういつも行列しているおみせがあるのだけど、そことは関係あるのかしら。
ココも100年老店で品質も卓越しているとのことなので、由緒正しいお店みたいです。
このかわいらしいおじい様が創始者なのかも。
種類がたくさんあります。どれが美味しいのか全く分からなかったので、一番人気の冬瓜豆乳にしようと思ったのだけど、豆乳だといまいちすっきりしないような気がして、2番人気の冬瓜檸檬にしてみました。
甘々です。檸檬の酸味ももちろんあるのですが、べたべたする甘さが勝ってて余計喉が渇いてきます。
次回は「低糖」にしておきます。
でもたっぷり入って20元ってお安いです。これを飲みながら、路地散策に出かけます。
ここは「床屋さん」とってもレトロですね。
この椅子に座るのは、ちょっと勇気がいりそう。
でも青空床屋もあるなかで、ちゃんと屋根があるのは床屋さんとしては高級な部類なのかも。
家の前は、お庭ではなく道路なんだけど、そこに鉢植えを置いて路地を飾っている。
現役の井戸。
これは建替え中だったお屋敷。
ブルーの扉も赤扉もステキです。
細い路地はところどころ折れ曲がっているのだけど、その度、フォーカスポイントには絵になる鉢植えが置かれ、意外と計算されているのかも。
白とブルー、ここだけ地中海に浮かぶギリシャの島っぽいですね。
この街の路地散策はとても楽しいです。夕方とか夜はどんなふうに変わるのでしょうか。
次回のお楽しみにとっておきます。