最近は雑誌でもよく特集している台南ですが、でもやっぱり持っていると心強いのがガイドブックです。
今回ご紹介したガイドブックは大きくて分厚いので、現地に持っていくのは不便です。なので、旅に行く前に読んでください。
旅の情報がすっきり並べられたガイドブックもいいですが、私は情緒的なガイドブックが好きです。
おすすめの台南ガイドブック
台湾の台南はホント最近人気急上昇なのですが、まだまだ台南だけのガイドブックは少ないです。
私の台南:「本当の台湾」に出会う旅
一青 妙さん(一青窈のお姉さん)の台南の人や街に対する愛を随所に感じられる本です。エッセイなのですが、美味しいお店もたくさん紹介されててガイドブックとしても優秀!
好好台湾
みんなが絶大な信頼をよせる台湾コーディネーターの青木由香さんの本。台南だけの本じゃないのだけど、1軒1軒のお店を詳しく紹介してくれてる。
お店のメニューとか商品とかばかりでなく、店主だったり従業員だったりやたら人が出てくる。読んでて台湾への思いが募っていく本です。
最好的台湾
雑誌FRauの台湾特集「ありがとう、台湾」と「これからも、台湾」の2冊をまとめたもの。台湾各地に言及していますが台南のページも多いです。
雑誌FRaUの「ありがとう、台湾」はまれに見る傑作本でした。この本を作った人たちの熱い熱い思いがズキズキと伝わって来て目頭が熱くなってしまいました。
番外編☆「安閑園の食卓 私の台南物語」辛/永清著
これはガイドブックではありません。戦前の台南の裕福な家庭のゆったりとした様子が、特に食を通してイキイキと描かれています。
食にまつわるエピソードを通して、当時の台南の雰囲気、人々の暮らしが伝わってきます。そして魅力的なのは著者自身の生き方。丁寧な暮らし、それでいてどっしり地に足の着いた家庭で培われた著者の品格がこの美しい文章に現れていると思います。台南に行く前に、必ず読み返したくなる1冊です。
あと『台南老店散歩』、台南の街散策に役立つ1冊です。
高雄は『ハマる台湾』
今度高雄に初めて行くのですが、高雄ってガイドブックでは少ししか載っていないし、雑誌の特集もめったにないのです。そんな中、高雄に特化したこの本を見つけてアマゾンで早速ポチってみました。
届いてびっくりデス。薄い!
これ1566円もしたのに、こんなに薄くていいのでしょうか?でも仕方ないのかも。紙がとても上等なのです。しかも全ページオールカラーです。
なのに写真は大したことありません。せっかくこんないい紙使っているのにもったいない。活字も小さいわけではないけど、読みにくい。レイアウトが雑なのです。
でもこの薄さは持ち歩きにはピッタリ。紙が上等なので手触りもすごくいいです。ちょっと読みにくいけど中身は、ぎっしりお役立ち情報がつまっている はず。
しっかりこの本で予習して高雄を楽しみたいと思います。