イスタンブール・アジアサイドの中心地カドキョイ地区は、下町の繁華街って感じで程よく雑多な感じが心地いい街でした。
カドキョイ地区へは船でも行けるのだけど、日本の大成建設がボスボラス海峡に海底トンネルを掘って造った「マルマライ」というボスボラス海峡横断鉄道に乗ってみました。
マルマライ海峡横断鉄道に乗ってカドキョイへ
「シルケジ」駅から出発です。
途中で1度乗り換えますが、全部で10分ほどです。あっという間にカドキョイに着きました。
魚屋さんの多い商店街を目指します。
チヤ・ソフラス/Ciya Sofrasi
トルコ東南部の郷土料理店、「チヤ・ソフラス」Ciya Sofrasi、カドキョイならココが一番とみんながすすめるお店です。
店員さんがとても親切。メゼ(前菜)が並ぶ場所まで連れてってくれて注文の仕方を教えてくれました。
メゼ各種。好きなモノを好きなだけお皿に盛ったら店員さんに渡して重さを測ってもらいます。レシーををもらったらそれをテーブル担当のウエイターに渡します。
どれもこれも美味しそうなのでついつい盛ってしまいたくなります。
メニューも店員さんのオススメに従いました。
店員さんがすっごく美味しいからって勧めてくれたお料理。羊のお肉とパスタとお野菜の煮込み。複雑にあじが染みこんで確かに美味しい。
店員さんが持ってきてくれた、アナトリア地方のジュース。トロンとした梅ジュースみたいでした。
トルコ風ピザ。上に乗っているのはひき肉。パリパリしてこれも美味しかった。
サービスで出てきた、アナトリア地方の甘いお酒。
活気があって、お店の人も親切で、そしてもちろんお料理も美味しくって大満足のお店でした。今度は夜に来よう。
トルココーヒーの老舗ファズルベイ・トゥルクカフヴェシ Fazil bey Turk Kahvesi
1940年創業の、カドキョイ地区では一番古いと言われているコーヒー店です。
商店街の細い路地を入った先にあります。この路地はコーヒー屋さんがひしめき合ってて、コーヒーのいい香りが漂っています。
コーヒーを頼むと必ずお水も一緒に出てきます。そしてお菓子もついてきます。ちょっと得した気分になります。
トルココーヒーは水から煮立ててその上澄みを飲むものなんですが、粉を濾さないのでちょっと粉っぽい。でも慣れてくると、濃く入った旨味と香りの強さに美味しさを感じるようになります。