イスタンブールは、ボスボラス海峡によってヨーロッパ側とアジア側に分かれます。 船に乗ってこの異なる2つの大陸を海側から眺められるのが、ボスボラス海峡クルーズのいい所です。
ボスボラス海峡クルーズ船情報
何社かクルーズ船を出しています。大きい船とか小さいのとか色々ありました。私たちは大型船に乗りました。
- 出発場所:エミノニュ桟橋から出航。
- 料金:12TRY
- ルート:エミノニュ桟橋から出航して、ボスボラス海峡大橋をくぐって第2ボスボラス海峡まで、そこで折り返してエミノニュ桟橋に戻ってきます。
予約は必要ありません。エミノニュ桟橋付近では、クルーズの呼び込みをしている船が何社かあります。大きい船とか小さいのとか。出発時間もまちまちなので都合のいいのを選びましょう。
見所いっぱいのボスボラス海峡クルーズ
海峡沿いには、トルコの歴史にまつわる要塞や宮殿など世界遺産の建物が多数。それらを眺めながら、壮大なトルコの歴史に想いを馳せながらじっくりクルーズを楽しみましょう。
エミノニュ桟橋を出発。一度新市街に寄ってお客さんを乗せます。
ブルーモスクやアヤソフィアを見て、いよいよ海峡へ
ドルマバフチェ・ジャーミー
後ろの高層ビル群と対をなします
「ドルマバフチェ宮殿」
ボスボラス大橋
大きく美しい橋。ボスボラス大橋を越えます。その下をくぐる時はなぜか興奮してしまいます。
オルタキョイ・ジャミイ
ボスフォラス大橋のたもとにあるオルタキョイ・ジャミイ。
19世紀中ごろに立て直された、バロック様式のジャミイです。内部もキラキラしててステキです。
そしてこの辺りは可愛い雑貨屋さんが多く集まっているイスタンブールの若者地区。
歴史の一大転換に関与したルメリ・ヒサル
東ローマ帝国コンスタンチノープル陥落のきっかけとなったルメリ・ヒサルです。トルコ史のなかでも胸躍る場面ですね。機会ばあればじっくり見学したいです。
その近くにかかるのが第2ボスボラス大橋。
この橋は日本の会社が建設したのです。
全長1,510m、 海面からの高さは64m。大きな橋です
船はこの辺りでUターンして折り返します。
タイトルトルコの海軍学校
第2ボスボラス大橋のたもとにあるベイデルベイ宮殿
その昔のスルタンの夏の離宮。
海峡の入り口のシンボルとなっている乙女の塔
元は灯台でしたが、今はレストランとして使われています。
クルーズは大体1時間程。
合間合間に、チャイやパンやヨーグルなどを売りにきて退屈しません。
そしてこの景色に迎えられます。とっても異国情報が合いますね。
もう少し遅い時間なら夕陽に染まって更にロンティックだったことでしょう。
ガラタ橋をくぐって、クルーズは終了です。
風に吹かれて、海から眺めるイスタンブールも街もなかなかいいものでした。
お時間があれば是非。
これはおススメです。