仏具店が並ぶ通りにお茶屋さんが一軒、ここが1860年創業の「振發茶行」さん。
老舗ですが格式ばったところはまったくなく、親しみやすい雰囲気のお店。
なんといっても、後ろの棚にずらっと並んだ錫の茶桶がすばらしい。
創業以来使ってらっしゃる茶桶とのこと。
古い竹製の棚にどっしりと並んだ茶桶。渋い光を放っていました。
今はもう使われていないお茶名のラベルが貼ってあります。
日本語メニューを渡されて、英語の通じるお姉さんに相談しながら選んでみました。
試飲ができないのが残念。
まだ春茶は出てないとのことなので、陳年のお茶と「龍鳳峡高山烏龍」を買ってみました。それと可愛い茶缶も。
150g以上だと紙に包んでもらえるのですが、
75gずつしか買わなかったので、こんな感じに。
実はこのお店には2回訪れました。
錫の茶桶が放つ圧倒的な存在感。
ちょっとぼーっとなってしまって、1回目はお茶を選べませんでした。
手ごろなティーパックも売っているので
古いものがお好きな方はぜひ見学がてら寄ってみてください。
★2015年再訪しました