民権路1段の仏壇仏具屋さんの並ぶ通りに、『振發茶行』はあります。
創業は1860年、台湾で一番古いお茶屋さんだそうです。
そんな150年以上の歴史を誇るお店ですが、格式ばったところがないのが台湾のいいところ。
このお店の古い錫の茶缶にまた会いたくなって行ってきました。
振發茶行の古い錫製の茶缶は素敵すぎ
竹でできた棚にズラッと並んだ古い錫製の茶缶が放つ鈍い光。
その雰囲気がこの店に風格を与えています。
今年の春茶はまだほとんどでていなくて、少ない選択肢の中から選んだのが「阿里山金萱茶」
青々とした茶葉でした。試飲ができないのでちょっと不安もあって75gを購入。
150g以上なら紙で包んでくれてハンコを押してもらえます。
日本語の茶葉リストもあるし、好みを伝えるとおばさんがいろいろおススメしてくれます。
手ごろな価格の物が揃っている印象でした。
振發茶行
住所:台南市中西區民權路一段137號
TEL: 06-227-6709
営業時間:11:00~19:00
定休日:なし(年末年始公休あり)
カード:不可
URL:http://www.teashop1860.com/main.htm
お茶屋さんのお向かいにあった帆布カバンのお店。
台南には有名店が3店ほどあるのですが、それ以外にもこんなローカルチックなお店もあるのですね。
台南の老舗お茶屋さん、まだまだあります。
百年老店『文峰茶荘』
雑然とした雰囲気のお店で、観光客だと入るのちょっとためらってしまいます。
1869年創業、福建省からやってきてお茶屋をはじめたそうです。現在で5代目。
お店ごとアンティーク化した感じ。売ってる商品がずーっと並べられたまま今に至ったって感じなのです。
こういうところには、普洱茶や紫砂茶壺がお得価格で売っている場合が多いのですが、
値札だけはピカピカの新しいものでした。
でも普段使いの普洱茶なら、お値段お手頃でいいかもしれません。
住所:台南市中西區民權路二段36號之一
TEL:06 224 5591
営業時間:9:00-23:00 (要確認)
定休日:なし(要確認)
カード:不可
百年老店『金徳春茶荘』
大天后宮近くの路地に、にぎやかな看板が立っているのですぐわかります。
1868年創業。昔ながらのやり方で焙煎を行っているそうです。5代目がお店を引き継いでいます。
店先に置かれた大きな茶缶が印象的なお店です。
台南には古いお茶屋さんばかりでなく、茶芸を取り入れた新しいお店もいくつかあります。
今度はそちらの方もまわってみたいと思っています。