最も名高い台南小吃のうちのひとつに擔仔麺(タンツーメン)があります。
『度小月』と『赤崁擔仔麺』には前回行ったので、今回は残りのひとつ、『洪芋頭担仔麺』に行ってきました。
一番ローカルチックだった『洪芋頭担仔麺』
看板はかなり派手です。
そして独特な絵ですね。
お店はまったくの食堂風。でも床はちょっとおしゃれかも。
他2軒と同じように店先に鍋がおいてあって、その場で作ってくれますが、他2軒と違っておしゃれ感は全くありません。
他2軒は煉瓦や天秤がディスプレイされててレトロおしゃれ感を漂わせていましたが、こちらは寸胴鍋でとてもリアル。
チェック式のオーダーシートに記入して店員さんに渡すシステムです。
擔仔麺に煮卵をトッピングしました。
スープは濃いめで甘め。
麵はちょっと残念な感じ。
量は少ないです。
でも、擔仔麺以外にもいろいろメニューがあるので、幾つか頼めば小腹は満たせそうです。
エビが2匹入っているのが、この店の特徴かも。
もともと洪芋頭さんが漁師の合間、天秤を担いで麺を売って歩いたのが始まりです。
屋号は「度小月」。兄弟2人がお父さんの後を継いでお店を任されていたのですが、仲違いして、それぞれお店を出しました。どちらのお店も「度小月」と名乗っていました。
あるとき、兄弟のうちの一人が「度小月」を商標登録してしまい、もう一人のお店が「度小月」を使えなくなってしまったので、創始者であるお父さんの名前の「洪芋頭」を屋号にしたそうです。
ちなみに、「赤崁擔仔麺」はこちらのお嫁さんだったとか(?)
ちょっと複雑な歴史がありますが、それぞれ地元の人や観光客に愛されています。
これからも、おいしい擔仔麺を守って、末永く続いて行ってほしいですね。
度小月創始人『洪芋頭担仔麺』
住所:台南市西門路二段273号
TEL:(06)225-3505
営業時間:10:00~22:00
定休日:年中無休
カード:年中無休