お買い物の後は爐鍋咖啡でホッとひと息
この建物はもとは日本統治時代、台湾で初めての西洋薬局だった「屈臣氏」。火事で骨組みだけ残して焼失しちゃったのですが、見事に修復され、今現在は「小藝埕」グループが運営にあたっています。
たいていは帰国日の朝に迪化街でお買い物をするのですが、このお店は11時開店なので、気にはなっていたのですが今まで入ったことありませんでした。
階段を登って扉を開けると素敵な空間が広がっていました。
このcafeは静かでとても雰囲気がいいです。
雨の日の夕暮れ時。薄暗い店内は珈琲の香りに包まれて落ち着きます。
「阿里山珈琲」がなくって、「卓武山」産の珈琲をオーダーしました。
「嘉義県阿里山郷卓武山珈琲農場」の有機栽培コーヒー豆ですって。飛行機の中で見た「KANO」を思い出してしまいました。
台湾でのコーヒー栽培の歴史は古く、戦前から行われていました。日本統治時代には世界コンテストで2位になったこともあります。しかしながら一時は廃れていたのですが、また近年再開されたようですよ。
珈琲はポットに入って、小さなグラスと聞香杯と共に供されます。
台湾茶風にコーヒーを飲む珍しい趣向ですね。珍しいので楽しめると思います。
でもこれは私の性には合いません。
私おちょこみたいな茶杯でお茶とかお酒とか飲むのあまり好きじゃないのです。大きめの湯のみとかぐい飲みでぐいぐい行きたいのです。
なのでコーヒーもちびちびやるのはなんか合いません。
ココの雰囲気は好きなので、今度はコーヒーを普通のカップとかマグカップでもいいので、そういうのでコーヒーを飲みながらのんびりしたいです。
「爐鍋咖啡 luguo cafe」
住所:台北市迪化街一段32巷1号(小藝埕)2F
TEL:(02)2552-1338
営業時間:11:00~19:00
定休日:なし
カード:不可