広州の交通ICカードは「羊城通(ヤンチェントン)」。日本のPASMOやSuicaみたいなカードです。このカード1枚で地下鉄やバス、フェリーに乗ることができ、1部のタクシーやコンビニでは電子マネーとして使えます。
羊城通のお得なところ、便利なところ、そして買い方と使い方を詳しくレポートします
便利な羊城通
バスに乗るときって小銭の用意がめんどくさいです。また広州では地下鉄の切符売れ場はたいてい混んでいます。発券機も慣れるまでは使いづらいですよね。
羊城通1枚持ってれば、小銭の心配をしなくていいし、行列に並んで不慣れな発売機と格闘しなくてすみます。
お得な羊城通
乗車回数が15回までは通常料金ですが、16回目以降から料金が4割引 きになります。ちょっと変わってますがほぼ半額近くなるのでかなりお得ですね。
ただ、2泊や3泊の旅行者の場合、1回の広州旅行で15回以上も地下鉄やバスに乗る人はあまりいないと思いますが、美味しいものがいっぱいの広州が大好きになって、これから何度も通いたいって人にはほんとお得です。
羊城通の買い方
購入場所:地下鉄駅の有人窓口の他、セブンイレブンや銀行などで購入できます。私は広州空港駅の「客服中心」で購入しました。
料金:初回は70元(50元+デポジット20元)。 チャージは駅にあるチャージ専用機や、セブンイレブン、クリーニング店でできます
返却:地下鉄1号線「公園前」駅J出口の「羊城通解約窓口」で。デポジットと残金が返却されます
その他:1年以上カードを利用しないと、窓口で手続きする必要があります
羊城通
羊城は、広州市の愛称。紀元前300年頃、羊に乗った5人の仙人がこの町に稲穂をもたらせたという伝説があります。それで広州のことを羊城と呼ぶようになたのですって。
広州の地下鉄
上海に比べると、混雑度もマシだしマナーも若干いいように思いました。
どの駅でも、改札を通る前に手荷物検査があります
「ホームドア」完備です
整列乗車のラインがちゃんと引かれています
だけど駅に着いてドアが開くと、降りる人も乗る人も一斉に突撃してきます。積極的な行動力が必要です。