ここはお茶市場。
お茶や茶器のお店が軒を連ねてぎっしり並んでいます。
その数300軒以上とか。
基本的には卸売りですが、
少量でもどんどん売ってくれます。
日本語の通じるお店もあるので観光客にも人気です。
中国全土はもとより、インド、スリランカなど海外からの茶葉など
ありとあらゆる茶葉が並んでいるので、
一軒ずつ見て回っていたら大変です。
あらかじめお店のアタリを付けてから
乗り込んでいく方が楽だと思います。
私は特におすすめされたお店はなかったのですが、
「鳳凰単叢ホウオウタンソウ」目当てでやってきました。
鉄観音や西湖龍井などのお店はいたるところにあるのですが、
「鳳凰単叢」だけを置いているお店ってなかなか見つかりませんでした。
1階の奥のほうに一軒、ここは鳳凰単叢の10年物、20年物などの
陳年老茶がおいてあり、興味を魅かれたのですが、
お店の人がいなくて、でもなぜかどこかのお姉さんが
お茶を入れてくれたので試飲だけして出てきました。
2軒目は2階か3階の奥にあったこのお店。
ここのお姉さんが、誠実純朴な感じの人で好印象。
ドンドンお茶を入れてくれます。
英語でいろいろ説明もしてくれて
1時間くらいこのお店にいました。
「鳳凰単叢 鴨屎雪片」
鴨のフンの香りってちょっとすごい名前。
でもこれすっごく香りのいいお茶です。
蘭の花のような、フローラル系。
そして、家に帰って自分で淹れたらびっくり。
ものすっごく華やかな香りになります。
さらに、煎を重ねるごとに
ミルキーさが増していくのです。
ねっとりっていうと変だけど
マンゴーとか南方の果物をイメージさせられます。
お店で、はにかみ屋さんのお姉さんに淹れてもたった時は
自分好みでないかもって感じて
50gしか買わなかったのですが、
これは失敗。もっといっぱい買っておくべきでした。
他の鳳凰単叢も買っといたらよかった。
次回はこのお店リベンジ決定です。
「天山茶城」はお客は少なめ
平日の午前中に行ったからかもしれませんが、
ガラガラというか、さびれた感じで
最初は引いてしまったのですが、
その分お気に入りのお店が見つかれば
ゆっくりできます。
そしてトイレも、地元仕様ですが
キレイにお掃除されているので
安心して試飲にはげめます。