この日もお昼は3時ごろ。
人民広場近くの、黄河路美食街にある「佳家湯包」へ
さすがにこの時間なので行列はありませんでしたが、
店内は満員、相席でギューギューでしたが席に着くことができました。
まずはじめに、入り口近くのレジでオーダーしてお金を払います。
レジのおばちゃんは外国人慣れしているので大丈夫。
なんかほとんど売り切れで、3種類ぐらいしか残っていませんでした。
「純蟹粉湯包」99元を注文。
普通の豚肉小龍包が10.5元なのでほぼ10倍です。
付け合せの生姜と合わせて100元!(約1500円)
キリのいいお値段ですね。
「佳家湯包」は、注文が入ってから包んで蒸すので10分から15分待たされます。
でも絶対そのほうがおいしいと思います。
お姉さんたちがワイワイ言いながら包んでくれています。
散々待たされましたが、とうとう私のところにも籠がやってきました。
小振りな小龍包が6個。
これなら、お向かいの焼き小籠包の名店「小楊生煎館」にも
後で行けるわと次の予定を立てて
お箸でひとつつまんで
生姜の入った小皿に受けて、
薄い皮を割るとスープがたっぷり。
そして中身がすごい!
蟹の身とカニ味噌と蟹卵だけです。
肉の餡は入っていません。
蟹の濃厚な味と香りが口いっぱいに広がり、
鼻腔の後ろに残る感じ。
とってもおいしいです。
お腹も空いていたせいもあって、
2個、3個はあっという間。
そしたら、もう一段やってきました。
12個で99元みたいです。
でもお値段のことなんか
すっかり忘れてしまう美味しさでした。
最初、破格のお値段に驚きましたが、
最後は妥当なお値段と納得してしまう
そんな強烈な印象の小龍包でした。
12個は一人ではちょっと多すぎ。
お腹いっぱいになりました。
なのでお向かいの「小楊生煎館」はあきらめました。
それだけがちょっと残念。