以前の上海旅行では、上海の街ってあまりいい印象はなかったのだけど、
唯一心許せたのが、フランス租界と言われる地区。 お気に入りの茶館「大可堂 普洱会所」も この地域にあります。
次来ることがあったら、 この地域を重点的に楽しもうと思っていたのです。
フランス租界は、かつて7つのカルティエ(行政区)に分けられていて、Magnolia Bed & Breakfast はその中のQuartier Fochフォッシュ区にあります。
フォッシュ区は
”豪華なヴィラを多く擁する最高級の住宅地区でした”とのこと。
確かに周辺には立派で心惹かれるお屋敷がいくつもあるのですが、
ホテルのある延慶路は、 街路樹が美しく枝を伸ばし、ゆっくりカーブを描く優美な通りなのですが、 とても庶民的な街でした。
Magnolia Bed & Breakfast
1階にはリビングと朝食スペースがあります。 ネスプレッソもあり、飲み物は各自自由に。
私が滞在中は、ゲストは私一人だけだったので、 夜は部屋着のまま、このリビングでお茶しながら過ごしていました。
そう、夜はスタッフもいなくなるのです。 私一人だけでした。
他のゲストがいないので、 古いホテルにありがちな階段を上る音とか 、排水の流れる音とかに悩まされることはなく、 静かで申し分なかったのですが、夜はさすがにちょっと心細かったです。
お部屋はちょっと狭め、そしてシンプルです。 古い建物なので、断熱とかなく、ちょっと寒いのですが、 そのためシャワールームには暖房設備が完備していました。
4つの灯りはヒーターです。 4つ全部つけてシャワーを浴びたら、 洗った髪の毛が乾き始めてきました。
強力です。 なので2つでいいのではないかと思います。
お部屋にもポットはあります。 後お水が毎日2本届きます。冷蔵庫はありません。
アメニティーです。 スーパーで買ってきてくれたのかもしれません。
私は使ってないので、 歯ブラシとか毎日補充されるかどうかわかりません。
スリッパもあったような気がするのですが 持参した方が無難です。
前日の夜に、メニューに丸を付けておけば 、朝、おばちゃんがやってきて 私の朝ごはんを作ってくれます。
メニューは洋風と中華風とありますが、 どれをいくつ頼んでもいいと言われました。 太っ腹ですね。
毎朝いろいろ頼んだのですが、 すっごく美味しいというのはありませんでした。
fresh squeezed orange juiceは、 カリフォルニアオレンジではなくミカンを搾ったものでしたが、 マイルドな口当たりで毎日頼んでました。
おばちゃんは、英語は通じないのですが、 いつも笑顔で愛想のいい人でした。 お掃除もきちんとしてくれていました。
最終日、空港までのタクシーをお願いしたのですが、 ちゃんと時間通りに運転手さんは来てくれて、 3階の私の部屋から荷物も降ろして車に積んでくれました。 (このホテルにはエレベーターはないのです)
上海のタクシーって意外と信頼できます。
因みに、上海浦東空港まで、 177元だったと思います。