本格的ニョニャ料理なら『Nancy’s Kitchen Restaurant』(ナンシーズキッチン)
マラッカでは、有名どころはたいてい行列していました。
その中でもここが一番だったのではないでしょうか。連日開店前から大行列でした。
ヒーレンストリートからちょっと入ったところにある、ニョニャ料理屋『Nancy’s Kitchen Restaurant』(ナンシーズキッチン)本格的なニョニャ料理がお安く食べられます。なので大人気なのですね。
この日も開店前だというのにすでにかなりの人が並んでいました。5時開店だと思っていたのですが4時からとのこと。あと10分ほどだったので私達も並んでみました。
ところが4時になってもお店が開きません。雨も降ってくるし、列もどんどん長くなるし、イライラしてくるし。結局開店したのは4時20分頃。ギリギリ入れました。
一気にお客が入って混乱するかなって思いましたが、その辺はお店も慣れているようで、きちんと順番にオーダーを取ってくれます。私たちは最後の方だったので当然後。お料理が出てくるまでかなり待ちました。
有名店なのでおしゃれなお店かと思いきや、中は意外に庶民的な雰囲気。食堂風でした。
旦那さんはちょっと神経質なのでホットティーをピッチャーで。熱いお茶となぜか、氷も山盛やってきました。
代表的なニョニャ料理『アヤムポンテ』
肉じゃがの鶏肉版って感じで、日本人にはなじみやすい一品です。「TAUCU」という中華味噌を使って作られています。
ご飯はステンレスのボールにどーんと入ってきます。
『アヤム・ブアグルア』、ブラックナッツとチキンの煮込みですが、かなり手の込んだお料理です。
ブアグルアには毒があり、毒矢に用いられてたのですって。二晩水に浸して毒抜きしてから使います。毒抜きしたブアグルアから中身を取り出し、砕いてスパイスやエビを混ぜ込み、また殻に戻したものを、ソースと一緒に煮込むのです。手間暇かけていますね。
スプーンでからの中をほじくって食べてみてください。ねっとりとして旨味が濃厚。かなりおいしい。
クアラルンプールの市場で見かけた「ブアグル」。 あの濃厚なペースト状の中身は忘れがたい味となりました。
「サツマイモのツルの炒め物」エビの出汁が効いている。「アチャール」は甘酸っぱくっておいしい。
マラッカには他にもニョニャ料理のお店やあるのですが、行列で断念。もっといろいろ食べてみたかった。
『ナンシーズキッチン』(Nancy’s Kitchen Restaurant)
住所:No.7 Jln. Hang Lekir 3rd Cross St. Off Jln. Tun Tan Cheng Lock
TEL:(06)283-6099
営業時間:11時~17時30分(金・土・日曜は~21時30分) 要確認!
定休日:火曜日
カード:可