注意することは曜日です。週末は大変混みます。週末で、おまけにクリスマス休暇とか年末が重なって大変なことになりました。
シンガポールから陸路で国境を越えてマレーシアへ
ジョホールバルへ行くならともかく、目的地がマラッカなら、混雑するときは飛行機で越えた方が絶対早いと思います。
出発前はそこまで気がまわらなくって、以下の3通りを検討しました。
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バスで…
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国際タクシーで
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国際送迎サービスで
1.バスでの国境越え
一番安くいけます。ただしマレーシア入国手続き時には荷物検査があります。バスから荷物を全部持って並ばなければなりません。スーツケース2個持ちの我が家向きではないと、この案はそうそうに却下。
2.国際タクシーでの国境越え
国境を越えられるのは認可を受けた国際タクシーだけです。MRTブギス駅近くにこのタクシーの乗り場があります。JB(ジョホールバル)まで料金は50シンガポールドルぐらい。マラッカまでは交渉になります。
料金は、バスよりは少々高くなりますが、最大のメリットは、車に乗ったまま国境が越えられることです。ドライブスルーみたいにして国境が越えられるってちょっと楽しいと思いました。
3.国際送迎サービスで国境越え
旅行会社が運営する送迎サービスです。いわゆる「白タク」になります。なので信用できそうなところをしっかり選びましょう。料金はかなり高くなります。上等な車でチャンギ空港まで迎えに来てくれるのがメリットです。
3社ほど候補を絞ってメールで問い合わせて、一番安いところに決めました。それでもチャンギ空港からマラッカまではRM850、ジョホールバルまでならRM200です。RM850は日本円で約27600円、ちょっと高すぎます。
でも国際タクシーを利用する場合、チャンギ空港からタクシーでブギスのタクシー乗り場まで行って、国際タクシーでJBまで行くとRM200と金額的にそんなに変わらない気がして、それなら空港から直接の方が気分的にも体力的にもずっと楽なので、最終的には送迎サービスにJBまでお願いすることにしました。
シンガポールチャンギ国際空港からマラッカまで、我が家の場合
とっても大変でした。JBまでは通常40分なのですが、大大渋滞で2時間近くかかりました。やっとJBについて、マラッカまでは楽勝かなって高速走っていたのですが、高速降りてからまたまた大渋滞。週末のマラッカも要注意です。ものすごい数の観光客です。マラッカの宿に着いた時は夜7時になっていました。
1.国際送迎サービスでジョホールバルまで
チャンギ空港の到着ゲートを出ると、お名前ボードを持ってちゃんと待っていてくれました。安さに重点を置いて選んだのでちょっと不安だったのですが、ホッとしました。彼の車に乗って出発です。乗ってから20分程は順調でした。その後高速降りてから先は、ずーっとノロノロ運転です。
シンガポールの出国審査もマレーシア入国審査もあっという間です。ほんとドライブスルーみたいになってて、車のなかからパスポートを渡すと、チラッと顔をみてスタンプをポンポン押しておしまいです。(マレーシア側は入国カードは廃止されています)荷物検査もありませんでした。
延々渋滞でのろのろ進んでましたが、平日の空いている時ならあっという間だと思います。
ジョホールバルの両替の出来るタクシー乗り場までと依頼していたので、「JBシティ・スクウェア」というところで降ろしてもらいました。駅とかショッピングセンターが一緒になっている大きな建物です。両替屋さんも数軒あってレートもまあまあでした。
ここでマレーシアリンギに両替して、送迎サービスの運転手さんに支払いました。領収書ももらえます。遅れることなくお迎えに来てくれたし、運転もちゃんとしてたし、信頼できる会社だと思いました。
2.JBでマレーシアのタクシーに乗ってマラッカまで
ここで第2の失敗です。(第1の失敗はこの時期、陸路で国境越えしようとしたことです。)
タクシーではなく、バスにすべきでした。マラッカは今や世界遺産都市なので、週末はマレーシア各地からはもちろんのこと、近隣諸国から多数の観光客がやってきます。当然大渋滞なのです。
高速はスイスイですがここも高速降りてからたいへんでした。街に近づくほどに渋滞がひどくなります。バスは街はずれに着くので渋滞に巻き込まれるのは最小限のはず。そこからは地元のタクシーだと、道がわかっているので一番渋滞する道に突入するってことはないと思うのです。
「JBシティ・スクウェア」のタクシー乗り場は前払い制(チケット制)です。
チケット小屋のお姉さんは愛想のいい人で、マラッカまでRM300ってことだったんですが、ダメもとで「安くしてって」お願いしたらRM280になりました。もう少し安くしてってまた言ったら、これ以上はダメって断られました。
事前に調べていたのより安かったので素直にお金を払ってチケットをもらいました。
車を手配しているおじさんにチケットを渡すと、マラッカまで行ってくれるタクシーを探してくれて、しばらくしたら、なかなか新しい青いタクシーがやってきました。
最初のうちはスイスイ進んで快適でしが、高速降りてからがこちらも大渋滞。街に近づくにつれて渋滞はどんどんひどくなる一方。
運転手はオランダ広場からそこにかかる橋を渡ってホテルに行くという、超混みこみの道を選んだため、ほんと大変でした。
さらにその混みこみの道をやっと抜けて橋を渡るという段になって、なぜか進路を間違い違う方向へ。別の道で宿まで行くのかなって思ったら、再度あの混みこみの道に突入しようとしたので、車を降りました。
宿まで結構な道のりだったのですが、激混みの道をガラガラスーツケースを引いて宿に向かいました。
タクシーならドアtoドアで楽らく~と思ったのに、これではタクシーにした意味がありません。もう、ぐったりです。