プラハ、ぺトシーンの丘の上に建つストラホフ修道院には世界一美しいと言われる図書室があります。
泊まっていたホテルのすぐ向かいにあったので、朝ごはんのあとにちょっと寄ってみました。
ストラホフ修道院へのアクセス
Tram 22・23番「Pohořelec」停留所から徒歩1分です。
詳しくは、ストラホス修道院ビアホールのアクセスを参考に
ストラホフ修道院の印象的な図書室
入り口でチケットを購入し、階段を登って2階へ。
手前にあるのが、2つある図書室のひとつ「哲学の間」。天井までそびえ立つ、壁一面の書棚が圧巻。重厚な雰囲気です。
哲学の間には、数学や物理学、天文学などの本も所蔵されているようです
もうひとつの「神学の間」は、前期バロック様式の華麗な室内。ゴージャスなスタッコ細工が施された半円天井はその荘厳さに目を奪われます。
手前には悩ましげな顔をした伝道者聖ヨハネ像が置かれていて、手には袋状に製本した本を持っています。
生クリームを絞り出したがごとく、立体的な天井の装飾が本当に美しくてうっとり眺めてしまいます。
2つの図書室をつなぐ廊下には、「珍品棚」と呼ばれる棚が並んでいます。海洋の生物、昆虫、鉱物、武器や軍事物などが展示されています。
その中でも目を引くのは美しく装飾された本。
表紙がゴージャス
手書きの本も多数ありました。
あと、いろいろ
残念なことに図書室の中には入れません。ツアーで訪れるか、個人でみるなら予約が必要とのことでした。
ストラホフ修道院(Strahovsky klaster)
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住所
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Strahovské nádvoří 1/132, 118 00 Praha 1, Czech
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公式HP
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http://www.strahovskyklaster.cz/en/ |
営業時間
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毎日9:00~17:00(12:00~13:00は休憩)※4/20,イースター,クリスマスは休館
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料金
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100コルナ/人、写真撮影料は別途50コルナ/人
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アクセス
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プラハ城から徒歩10分、Tram 22・23「Pohořelec」停留所から徒歩1分地図
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聖母被昇天教会
ストラホフ修道院の隣にあるのが、被昇天教会です。
プラハ初日、ホテルに着いてビールを飲みに外に出たら、ちょうどミサの時間でした。コソッと中に入って見学させてもらったのですが、パイプオルガンの演奏が教会内に響き渡ってとても幻想的でした。
1787年モーツァルトが立ち寄った際に、即興で演奏したのがここのパイプオルガンだそうです。由緒あるパイプオルガンなのです。
マナー・ストラナを散策しよう
図書室や教会を見学したあとは、向かいのビアホールで喉をうるおして、マナー・ストラナを散策しながら戻りましょう。
ペトシーンの丘のうえからはプラハの街を一望できます。
夜はこんな感じ。
プラハ城へ向かう途中にはロレッタ教会があります。バロック様式のこってりとした内部は必見です。
ポルティコも趣があります。
それから、魅惑的な路地が数多くあるのもこの地区の特徴です。
ウーヴォス通りからロレタンスカー通りへ抜けられる細い階段。途中には見晴らしのいいcafeもあります。
ヤーンスキー・ヴルシェク通りは12世紀頃からの歴史ある通りです。
途中で休憩
お城の裏側
コチラ側からお城に入るにはちょっと大変です。
休憩
アンティークショップや、マリオネットのお店を覗いたり、cafeでお茶したりしながらのんびり坂をくだればマナー・ストラナ広場に着きます。
そこからはトラムや地下鉄で旧市街まで。