JAL国内線ファーストクラス、那覇発羽田行きに搭乗してきました。
JALには『クラスJ』という、普通席よりちょっといいシートがあるのですが、さらにその上をいく最上位クラスのシートがJAL国内線ファーストクラスなのです。
JAL国内線ファーストクラスの魅力や特別なサービス、そして実際の搭乗記を紹介します。
JAL国内線ファーストクラスは羽田路線のみ
JAL国内線ファーストクラスが設定されている路線は、羽田発着の4路線しかありません。
導入路線
- 羽田=伊丹
- 羽田=札幌
- 羽田=福岡
- 羽田=沖縄
伊丹・札幌・福岡行きの便の場合、ほとんどの便でJAL国内線ファーストクラスが設定されていますが、那覇便は1日10往復以上の便がありのに、そのうち2~3便しか設定がありません。
搭乗時間が長い那覇便は一番人気なのに設定便が非常に少ないのでファーストクラスのチケットを手に入れるのは結構激戦なのです。
JAL国内線ファーストクラスの魅力的なサービス
JAL国内線ファーストクラスで提供されるさまざまなサービスについて詳しくみていきましょう。
搭乗の前から始まっている!
ファーストクラス専用チェックインカウンター
クローズドな雰囲気で特別感のある専用カウンターです。
その奥にはファーストクラス専用保安所もあり、手荷物を非常に丁寧に扱ってくれるのでびっくりします。
最上級ラウンジが使える
JAL最上級の「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」が使えます。
ドリンクやパン、おにぎりやスープ、お味噌汁など軽食が用意されていて、搭乗までゆっくり楽しむことができます。
極上のシートでくつろげる
革張りの高級感あふれるシートです。クッションもほどよくきいていて、座り心地も抜群。
前後の座席幅(シートピッチ)は約130㎝ととても広くとられており、隣の席との間にはパティションが設置されているので、自分だけのプライベートな空間を楽しむことができます。
こだわりの機内食
JALと日本が誇る名店がコラボして、旬の味覚にこだわりプロデュースしたお食事や、そのお料理に合わせたお酒などが楽しめます。
ひと月の間でも上旬、中旬、下旬で食事が変わるこだわりよう。頻度の高い乗客でも飽きることがありません。
国内線ファーストクラスはJAL修行にも効果的
8000円で当日アップグレード
これは私のように主に海外発券でJAL修行している人にはとても有効です。
国内線切込みチケットではファーストクラスは予約できないのですが、空席があれば当日8000円でアップグレードできます。
チケットの予約クラスを問わず一律8000円で当日アップグレードできます。特典航空券でもできます。
ただ人気の羽田那覇路線はかなりの激戦です。
ファーストクラスで貯まるマイルとFOPは?
ファーストクラスアップグレード分として区間マイルの50%が付きます。
普通運賃や国内線切込みの場合、区間マイルの100%にプラス50%なので合計150%のマイルが貯まります。
先得や特便などの割引運賃の場合、区間マイルの75%プラス50%で合計125%です。
FOP(FLY ON ポイント)も同様に50%アップになります。
今回私は那覇⇒羽田(片道)を、海外発券の国内線チケットで搭乗しました。さらにFOP2倍月に設定していたので、6304FOP獲得できました。
8000円で1968FOPはお得ですよね。ちなみにマイルは3026マイル付いていました。
JAL国内線ファーストクラスに実際に搭乗しました
沖縄那覇空港にもJALファーストクラス専用の保安検査場とラウンジがあります。
シート
ベージュ色の本革シートです。座面も広くヘッドレストがフカフカ。とても座り心地のよいシートでした。
ブランケットはファーストクラス特別仕様。ウール100%です。クッションはテンピュール、スリッパもありました。
機内食
あと、山ぶどうジュースと珈琲をいただきました。
CAさんおひとりで担当されてたので、結構たいへんです。
一人前ずつ準備して、持ってきてくれます。
B777には、ファーストクラスは14席あるのですが、私が食べ終わっても後ろの席の人はまだお膳が届いていませんでした。
私の隣はファーストクラスに乗り慣れてらっしゃるみたいな人だったのですが、一度に3種類ぐらい飲み物を注文されてました。
それが正解。忙しく立ち働くCAさんに追加注文するのはなかなか気の引けるものでした。
美味しいお酒と一緒にゆっくり楽しみたかったので、隣の人が食事を始めても、私のところにはまだないので、ソワソワ心配してしまいました。
自分のところに届いたら届いたで、今度は後ろの席の人の食事が気になって仕方ありませんでした。
早く持っていってあげてって気持ちと、お酒を追加注文したいのだけど忙しそう、まだ後ろの人はお膳も届いてないのに邪魔しちゃ悪いしとか、いろいろ気を使ってしまいました。
もちろん、着陸前にちゃんと最後の人まで機内食は配られたのですが、後ろの席の人は10分ぐらいで食べ終わってました。
お食事やお酒をゆっくり楽しみたい人は前席の通路側がいいと思います。
今回は初めてで、勝手がわからないこともあっていろいろ心配してしまいましたが、次回からはもっと余裕で楽しめそうです。
ですが、飛行時間1時間の羽田伊丹線ではどんな感じなのでしょうか。
いつか機会があったら試してみたいです。
JAL国内線ファーストクラスのまとめ
JAL国内線ファーストクラスは、搭乗前のサービス(専用保安検査上や専用ラウンジ)やシート、機内食等のサービスを考えれば、十分お値段以上の価値があると思います。
特に当日アップグレードはすごくお得です。可能であるなら、JAL修行では絶対乗ってほしいです。
なので大変人気です。特に羽田那覇線は予約を取るにも激戦だし、当日アップグレードはたいてい空席待ち。種別Sの上級会員じゃないとむづかしいと思います。
当日空席があれば、会員種別関係なしの早いもの勝ちです。できるだけ早く空港に行きましょう。
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