オリエンタルホテルでのんびりというのが、この旅行のテーマだったのですが、雑誌で見たベンジャロン焼きがとても素敵で、その工房にオーダーしに出かけることに。
ついでにちょっと観光もということで、運転手付のレンタカーをお願いしました。
バンコク市内から車で1時間ほどのところに、その工房はありました。
広い敷地にゆったり配置された建物。お手入れの行き届いたお庭もあって、なかなか立派な工房です。
まずは工房内の見学。
絵付けのところを見せて頂いたのですが、ほんと、細かい作業です。すべて手書きです。何度も何度も工程を繰り返すようです。
ざっと説明を受けてSHOPの方に戻ります。これからが本番。
戸棚にはおびただしい数のサンプルが仕舞われてて、勝手に見てくださいとのことだったので、出したり入れたり、お気に入りを選ぶのに2時間ほどかかりました。
手にとっては眺め、気に入れば近くのテーブルに置いて、そうでなければ、戸棚にそっとしまって、また新しいのを選んで手に取る。
その間、ミカンとかバナナとかお水とかの差し入れがあって、それを頂きながら悩みに悩みました。
カップやお皿も幾種類もあって、素敵で豪華です。食器好きな方は幸福な時間を過ごせると思います。
ジムトンプソンの家で見た初期のベンジャロン焼き、マットな色遣いで金の縁取りのないもの、彼の家で見たときはとても魅かれて、このタイプをオーダーしようと思っていたのですが、やっぱり豪華なものに目が行ってしまいますね。
最終的に選んだのは、パステルタイプの色調でプラチナの縁取りが付いたのにしました。
出来上がりまでには半年ほどかかるとのこと。バンコク市内までは配達してもらえますが、日本までは郵送しないとのこと。
半年後、またバンコクに来られる理由ができて、ちょっとうれしい。どんなふうに出来上がってくるのか楽しみです。
注目2014年10月のバンコク旅行で無事受け取ってきました
ピンスワン・ベンジャロン Pinsuwan Benjarong
住所: 32/1 Moo7, Bangchang, Ampawa, Samutsongkram 75110
営業時間: 8:00-17:00ぐらい
定休日: 無し
これは記念にと工房の人に頂いた物。
こんな感じの小皿とか箸置きとかはその場で買えます。
カジュアル版ってかんじですね。