ホテル前のトラム乗り場から、
NO1のトラムにのって、3つ目ぐらいの停留所で降りれば
目の前が国会議事堂です。
チケットを購入して、ガイドさんに引率されて内部に入っていきます。
黄金の内装に赤い絨毯、その綺羅びらかさに圧倒されます。
クーポラの下に置かれているのが
初代聖イシュトヴァーン王から代々受け継がれてきた「王冠」です。
ガラスケースに入れられ、
護衛の衛兵さんに見守られながら
ここだけはとても厳粛な雰囲気でした。
厳粛な雰囲気なのですが、
王冠のてっぺんの十字架が少し傾いていて
なんだかちょっとかわいい。
衛兵さんの交代式も見れました。
ハンガリーでは王冠が王位継承の象徴とされたので、
この王冠には数々のエピソードがあり、
十字架が傾いてしまったことにも説がいくつかあるのですが、
今となってはその傾いているところが
微笑みを誘います。
議員さんが休憩するソファーの後ろにあるのは
葉巻置き場です。
ちゃんと番号がふってありました。
「議場」です。16角形の形をしています。
ここもきらめく黄金の間といった感じ。豪華です。
1904年完成なのですが、
暖房はもちろんのこと、
冷房設備も完備されていたのです。
当時としては最先端で
そして世界一美しい国会議事堂だったのでしょう。
天井も美しく豪華です。