16世紀のヨーロッパ、やたらに強いトルコ軍に周辺の国々が屈していく中
わずか2000の兵力でこの城を守りぬいたのがドボー・イシュトヴァーンです。
日本ではちっとも有名ではありませんが、
ハンガリーでは国民的英雄です。
トルコ軍の凄まじい攻撃の中、
兵士の士気を上げるためイシュトバーンが配ったエゲルの赤ワイン。
それを飲み干すハンガリー兵士を見て、
牡牛の血を飲んでいると勘違いし、
恐れおののいたトルコ軍が逃げて行ったのだとか。
エゲルの代表的な赤ワイン
「エグリ・ビカヴェール」はハンガリー語で雄牛の血という意味ですが
上記のお話がもとになっているのですね。
お城見学、といってもほとんどは破壊されちゃって城壁が主なのですが、
(その他いろいろは修復中みたいですが)
ミナレットも見えますね。
ミナレットにも登れますが、塔の足元見たら
ちょっと勇気が必要かも。