私たちの泊まったホテルには朝ごはんが付いていなかったのです。朝ごはん付のプランはなくって、このホテルは朝ごはんは提供していないのです。
ちょっとおしゃれなホテルだったので、朝ごはんもおしゃれな感じかなって期待してフロントに降りて行ったら、そういわれてちょっとびっくりしました。
日曜日、朝7時ごろのこの街はまだまだ静か。昨夜の喧騒がうそのようです。開いているお店もすくないので、朝ご飯屋さんを探すついでにちょっとお散歩しました。
ヒーレンストリートからジョンカーストリートへ続く道には、古道具市が立っていました。ニョニャ食器も少し出ていたのですが、いまいちなのばかり。
シャッターの降りたお店の前に出ていた、ニョニャクエ(ニョニャ菓子)の屋台。全部手作りなんですって。朝からお菓子って思うけど、バリ島でも朝はコピとクエでした。この辺はそういう文化圏なんですね。
色とりどりの、モチモチ系と揚げ物系とちまきを買ってみました。ニョニャのちまきは甘いお味でなかなかおいしかったです。
ハーモニー通りに戻ってきたら、ひときわ賑わっているお店がありました。飲茶のお店みたいです。運よく相席できたので、隣の人が食べていたお粥を指さしで頼んでみました。
具がたくさん入っていて美味しい。もう少しクリーミーだと香港風でもっと美味しいだろうに。
最初中国語で接客されてよくわからなかったのですが、英語の話せるおばちゃんがやってきて「お茶いるか」と聞かれたので「もちろん、もちろん」と答えるとやって来たお茶セット
洗面器のなかには、タップリの熱湯に浸かったお湯のみが。香港でももうあまり見なくなった「洗杯」
香港のように、お茶をかける必要はないみたい。お箸でコロコロ転がして洗ってみました。
その後、いろんな種類の点心を載せたお盆を持ってお兄さんが席にやってくるので、適当においしそうなのを選んで頂きました。
お茶のお代わりは、急須の蓋を開けて机をたたいても持ってきてくれません。これも香港とはちょっと違います。
セルフサービスで、熱湯の出る水道口まで各自で急須を持って汲んできます。熱いので気を付けてくださいね。
食べ終わって席を立つ頃には、大行列になっていました。
お店情報
- 住所:32, Jalan Tukang Emas, 75200 Melaka
- 営業時間:5:00 – 12:00
- 定休日:火曜日
ちなみにこちらは橋の近くにあるチキンライスの有名店、「中華茶室」。コチラも朝から大行列です。橋まで伸びてました。
マラッカでご飯を食べるのは、ホント大変です。