台南は美味しいものがいっぱいある街なのですが、観光するところとなると、あまりありません。
そんな中、台南の街中からちょっと離れますが、 「四草緑色隧道」はオススメの観光地です。
四草緑色隧道って?
熱帯の植物、マングローブが生い茂る水辺を船でクルージングするツアーです。珍しい植物や、野鳥やカニなどが生息していて、まるで密林を探検している雰囲気を味わえます。
台湾のアマゾンって言われていますが、私はアマゾンに行ったことないのでなんともいえませんが、デズニーランドの「ジャングルクルーズ」とはまた違った雰囲気でした。
四草緑色隧道への行き方
- 台湾鉄道台南駅から「99台江線」のバスに乗り、「四草生態文化園區(大眾廟)」バス停で下車
平日に行く人は時間に気をつけて。1日3本しかありません。
日、祝日は30分ごとにあります。
私はホテル隣の「香格里拉飯店」から乗ったのですが、台南駅からはたくさんの人が乗ってきました。「四草生態文化園區」までは1時間近くかかるので、立つのがシンドければ乗るバス停を考えたほうがいいかも。
四草緑色隧道を楽しむ
「四草生態文化園區」でバスを降りたら、「四草大眾廟」を見て右手に進みましょう
「チケット売り場」が見えてきます
「綠色隧道竹筏」(30分)と「台江觀光船」(70分)の2種類のツアーがあるけど、緑のトンネルは「綠色隧道竹筏」の方です 。料金はどちらも200元。
この日は土曜日だったけど、超満員でした。
待合室に入れない人は外で行列です。
待合室の中も人がいっぱいで暑くて息苦しい。
乗船が近くなると、救命胴衣の使い方のビデオが流れます。
ビデオを見終わると、扉が開いていよいよ乗船です。
救命胴衣を着けて、カサをかぶります。
船はゆっくり水路を進んでいきます。
ガイドさんがいろいろ説明してくれているのですが、中国語onlyなのでまったくわかりません。
でも周りの人たちが、「蟹だよ」「鳥がいるよ」とか「頭上に気をつけて」など、その都度教えてくれるのでさほど困ることはありません。
両岸のマングローブや熱帯雨林の木々が頭上で交差してアーチを形作っています。船はその緑のトンネルを抜けていきます。
木々の合間から差し込む光の加減や、両岸の森の美しさにしばしうっとりでした。
最後は行き止まり。ここでUターンして戻ります。
緑のトンネルは鳥の声なんかも聞こえてきてホント幻想的な雰囲気でした。
ただここは遠いし、バスの便もあまり良くないので台南2度め3度めの方にオススメです。
タクシーならチャーターしたほうがいいと思います。特に平日はバスの便数も少ないし、停まっているタクシーはほとんどが予約車でした。
私たちはバスで戻ろうとしていたところ、たまたまお客さんを乗せてきたタクシーが停まったので、それに乗って「安平老街」まで戻りました。料金は169元でした。