膨風茶とは東方美人茶のこと。白豪烏龍茶ともいいますね。
現地では「膨風茶」のほうがとおりがいいのでしょうか。
1927年創業の「寶記製茶所」。今は五代目に受け継がれています。
中に入るとお母さんでしょうか、優しい笑顔で迎えられ、
お茶を入れてくれました。
膨風茶はいくつかランクがあり、それぞれ試飲させてくれます。
最初は低いランクのものから。徐々に上がっていくのですが、
やっぱり飲み比べると、ランクが上のもののほうがおいしい。
もちろんお値段も上がります。
お店の中には小鳥が放し飼いされてて、
のんびりした雰囲気。
膨風茶以外にもどんどんお茶がでてきます。
結局買ったのは膨風茶の「大膨風6」というランクのもの。
この上になると、ものすっごく高くて手が出ません。
そして旦那さんがいきなり買ってた「烏龍茶」
どんなお茶だったか思い出せません。
両方合わせて1550台湾ドルでした。
街の中心にある「慈天宮」
北埔開拓の祖、姜氏が恵州から持ってきた、観音像を祀ったことが始まりだとか。
その後廟が増築され、三山国王と三官大帝とかその他の道教も神様もいろいろ
お祀りされています。
色彩豊かな寺院なのですが、
派手派手しさは感じられず、
どことなく落ち着いた雰囲気。
からくり太鼓やからくり鐘が天井からぶら下がっています。
時間になると、勝手に鳴り出して見ていて楽しいです。
忠恕堂
1922年建築。北埔で初の科挙の合格者となった曾學熙の自宅として建てられました。
伝統的閩南式住居に洋風建築がミックスされた独特の建物らしいです。
現在修復中で中には入れませんでしたが、
チラッとのぞいたら洋風の柱が見えとっても素敵でした。
次回はぜひ見てみたいです。
赤煉瓦ばかりでなく、タイル造りの建物も結構あります。
干し柿もまた名物なんです。
クリームチーズでサンドして食べるとおいしい。
たくさん買ってしまったので、
残りはラム酒漬けにしました。
「隆源餅行」で買いました。
このお店の人も親切でいい人だったな。
もちろんおまんじゅうっていうかパイみたいなの、
焼き立てでサクサクしていておいしかったです。