船着き場からオーサーズウイングに向かう小道。
創業当時の面影を残すオーサーズウイング。ジ・オリエンタルはここから始まりました。
このホテルが建てられたのは1887年。その頃はチャオプラヤ川が交通の主役でした。(まだ道路はできていなかった)
なので本来はこちら側が玄関。お客様は船に乗ってやって来たのです。
玄関の前には松明をささげ持つ1対の女神像。
航海の安全を祈っています。船乗りたちの宿屋だった名残ですね。
玄関を入るとこんな感じ。
コロニアルな雰囲気で落ち着きますね。なぜかここはいつも人がいなくて静かでした。
次の間が「ファンクション・ルーム」と呼ばれるお部屋。ここを通り抜けるとオーサーズラウンジです。
今回は利用しませんでしたが、ここで頂くハイティーもなかなかの人気です。
あの階段を上った先には、オーサーズスイートが。
サマセット・モームをはじめこのホテルに泊まって、作品を書いた、数々の作家の名を冠したスイートルームが並んでいます。
次の日行われる結婚式のセッティング中。夜の雰囲気もなかなかよかったですよ。